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2006年11月19日 「南アジアプログラム・スタディーツアー」を実施

本会一食平和基金運営委員会による「南アジアプログラム・スタディーツアー」が11月19日から28日まで行われ、同運営委員の清水宏一郎・総務部次長、結城利之・佐倉教会長ら4人がインドを訪問しました。

『貧困の削減』をメーンテーマとする庭野平和財団の「南アジアプログラム」は、本会一食平和基金の委託事業。今回のスタディーツアーは、浄財が現地でどのように使われているかなどを視察するモニタリング調査が目的。さらに、今後の会員派遣などを検討するために実施されました。
一行は22日、チャティスガル州で活動するNGOのJJK(ジャン・ジャクリティ・ケンドラ)を訪問。説明を受けたあと、2004年から『食の安全保障』をテーマに進められているプロジェクト視察のため、JJKが支援する2カ村を訪れました。女性の自助グループの活動や村人全員参加で建設された貯水池、その管理運営の状況を見学しました。
また24日は、今年次からスタートした『周縁化された人々』をテーマに行われているプロジェクト視察のため、マディヤ・プラデーシュ州に移動。ボパール市に本部を置く「アルシ・ソサイアティー」(「日の出社会」の意)を訪れ、障害を抱えた人々の自立を目的とした靴下の製造やパソコンの情報処理などの職業訓練、能力向上のプロジェクトを視察しました。
現地の状況や浄財の使途などの調査結果は、今後の運営委員会で報告されます。

(2006.12.08記載)