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2006年11月29日 「第28回世界連邦平和促進全国宗教者東京大会」開催

世界連邦日本宗教委員会主催の「第28回世界連邦平和促進全国宗教者東京大会」が11月29日、東京・渋谷区の國學院大學で開催され、同委員会関係者など約400人が参加、本会から山野井克典理事長、神谷昌道外務部次長らが出席しました。

最初に、神道の儀礼に従って「世界平和祈願万国万霊慰霊祭」が営まれました。この中で、各宗教代表による玉串拝礼が行われ、新宗教を代表して山野井理事長が祭壇に玉ぐしを奉てん。参加者全員で祈りの言葉を唱和し、黙祷を捧げました。開会式では、矢田部正巳大会長(神社本庁総長)があいさつ。引き続き、アルクドゥス大学(エルサレム大学)教授のムンサル・ダジャーニ博士が『パレスチナ人から視た中東和平への展望』と題し、基調講演を行いました。
続いて、『人類に平和を――新世紀における諸宗教の対話と行動』をテーマにフォーラムが行われました。廣瀬靜水・同委員会委員長(大本総長)の基調発題に続き、叡南覚範・世界連邦日本仏教徒協議会会長(天台宗毘沙門堂・門跡門主)が『アジア仏教徒との連携をめざして』、樋口美作・同委員会副議長(日本ムスリム協会名誉会長)が『対話と自省の心』をテーマに、それぞれ提言を行いました。また、畠山友利・WCRP(世界宗教者平和会議)日本委員会事務総長代行が、第8回WCRP世界大会について報告しました。
このあと、「大会宣言」(案)と「アピール」(案)を起草委員長である山野井理事長が発表。満場一致で採択されました。閉会にあたり、上杉千郷副大会長(学校法人皇學館理事長)があいさつしました。

(2006.12.08記載)