2007年03月19日
WCRP日本委新事務総長に宮本けいし・妙智會教団理事長
WCRP日本委員会は3月19日、天台宗務庁で第94回理事会を開催し、第5代の事務総長に宮本けいし師=妙智會教団理事長=の就任を決定しました。同日、記者会見を行い、庭野日鑛・同日本委員会理事長から正式に発表されました。宮本師は4月1日から任に就きます。
事務総長職は杉谷義純師=天台宗東叡山寛永寺円珠院住職=の退任後、平成17年7月より本会から出向した畠山友利事務総長代行がその任を務めてきました。
就任が決まった宮本師は昭和63年から同日本委員会評議員、平成14年からは同国際評議員を歴任してきました。
昨年8月の第8回WCRP世界大会では、日本委員会が受入れ国として世界大会実行委員会を組織した際、受け入れ事務局の事務局長に就任。100カ国から1000人を超える宗教者が参加した大会運営を支えました。
記者会見では冒頭、庭野理事長が事務総長決定の経緯を報告。「世界大会後の事務総長職を担って頂くことに最も相応しい人事を検討した結果、満場一致で選出されました」と述べました。
このあと、宮本師が就任のあいさつを行いました。この中で、WCRPをより多くの人が参加する開かれた組織にしたいという庭野理事長の考えに触れ、「そのご意向に沿えるよう、多くの人に活動を認めて頂き、ご参加頂けるよう努力していきたいと思っております。先達たちの偉業を継承しながら、異体同心となって世界平和に貢献できる組織としていきたい」と語りました。
(2007.03.23記載)
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