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2007年04月20日 金沢教会 能登半島沖地震で被災した会員宅を訪問

3月25日に石川県能登半島沖でマグニチュード(M)6・7の地震が発生して一カ月が経ちます。震度6強に見舞われた輪島市、七尾市、穴水市などを包括する金沢教会では、教会幹部らが被災地した会員宅を訪れ、倒壊した家屋の片付けや修復の手伝いなどを行っています。

総務省消防庁の発表によると、この地震による死者は一人、負傷者は重軽傷合わせて237人に上った。また、家屋の被害も多く、全壊が579件、半壊が998件、一部損壊は8844件と報告されています。能登半島を包括する金沢教会では、地震発生直後から会員の被害状況などの把握に努めたほか、一食平和基金からの見舞金300万円を石川県災害対策本部に届けました。会員の被害の状況も徐々に明らかになり、要請に応じて支援活動を展開。14日にも、教会幹部らが被災会員宅を訪問しました。
当日は、友方成江教会長(北陸教区長)はじめ、支部長や壮年部員、青年部員ら14人が二手に分かれ、羽咋支部、能登支部の会員宅38軒を訪問。安否を気遣うとともに、地震により崩れた屋根瓦の撤去や障子の張り替えなどを行いました。友方教会長は、「被害が少ない人でも、地震の恐怖による心の傷は深く、将来に不安を抱えた人はたくさんいます。そうした方の心が少しでも癒されるような触れ合いを続けていきたい」と語りました。

(2007.04.20記載)