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2007年04月26日 第256世天台座主半田孝淳大僧正傳燈相承祝賀会に庭野会長が出席

天台宗の半田孝淳師(89)が座主に就任したことを披露する「傳燈相承式」が4月26日、比叡山延暦寺(滋賀県大津市)の根本中堂で行われ、同日午後、京都市内のホテルで「傳燈相承祝賀会」が催されました。祝賀会には宗教、政財界などから約800人が参集、本会から庭野日鑛会長、山野井克典理事長はじめ教団幹部らが参加しました。

半田師は参務教学部長、天台宗国際平和宗教協力協会顧問などを歴任。平成11年から天台宗教学最高位の「探題」に就きました。平成16年から曼殊院門主となり、長野県上田市の天台宗別格本山常楽寺住職を兼務。前座主の渡邊惠進師が高齢などを理由に譲職を希望したため、今年2月1日、第256世天台座主に就任しました。
国際派として知られ、比叡山宗教サミットの開催に尽力しました。また、庭野会長とは国内の交流だけでなく、「世界宗教者平和のための祈りの集い」(主催・聖エジディオ共同体、スペイン、2001年)、ローマ教皇ヨハネ・パウロ二世の呼びかけで行われた「平和祈願の日」の集い(イタリア、2002年)に共に参加するなど、長年にわたり親交を深めています。
この日、半田座主は祝賀会あいさつで、「全身全霊で菩薩行に取り組み、常仏国土の建設にまい進します」と決意を述べました。
庭野会長は、祝賀会会場の最前列中央に着座する半田座主の隣席で、就任に祝意を表しました。また、半田座主はじめ宗教者ら10人による鏡開きでは、新宗連(新日本宗教団体連合会)理事長、本会会長として登壇し、共に就任を慶祝しました。

(2007.05.11記載)