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2007年05月11日 デビッド・ローゼン師来会

国際ユダヤ協議会諸宗教会議会長のラビ・デビッド・ローゼン師と庭野平和賞委員会委員の一人で夫人のシャロン・ローゼン氏が5月11日、本会を訪れ、庭野会長と法輪閣で懇談しました。

懇談の冒頭、デビッド師は、昨夏京都で行われた第8回WCRP世界大会後の中東情勢に言及。「パレスチナでは以前に比べて多くの宗教指導者が、対話・協力にかかわるようになりました」と話し、イスラエル国内での諸宗教による対話組織構築の動きを紹介しました。
シャロン氏は、ユダヤ教、キリスト教、イスラームの聖地エルサレムに対する共通の指針を導くため、諸宗教による対話が増加傾向にあることを指摘。「中東での正義を実現するための宗教者の役割はとても大きい」と述べました。
これを受け庭野会長は、「WCRPが機縁となって少しずつでも善い方向に動いたのであれば、私どももグローバルな立場で協力をしたい」と応えました。

(2007.05.18記載)