News Archive

2007年08月01日 一食平和基金から新潟県中越沖地震の被害に見舞金

立正佼成会一食平和基金運営委員会は、新潟県中越沖地震で被害を受けた4市町村に合計2700万円の支援を決定しました。8月1、2の両日、現地を包括する3教会の教会長らが各市町村を訪れ「災害見舞金」を手渡しました。

最も被害の大きかった柏崎市には、同基金から2000万円が支援されました。1日午後、本村和則教区長、二平貴代柏崎教会長ら4人が市役所を訪問。会田洋市長と面会し、目録を手渡しました。また二平教会長は翌2日、刈羽郡刈羽村役場を訪れ、品田宏夫村長に「一食を捧げる運動」の意義などを説明した上で、300万円を贈呈。品田村長は、「会員の皆さまからの浄財を、復興に向け大切に使わせて頂きます」と謝意を表しました。
一方、長岡教会は1日、田平樹男教会長、河内快枝渉外部長ら5人が長岡市役所を訪れました。森民夫市長は懇談の中で、2年前の新潟県中越地震から復興しつつあった一部の地域が再び被害に見舞われたことを説明。「直したばかりの家が壊れたことによるショックの大きさは2倍にも5倍にもなる」と語りました。田平教会長は、見舞いの言葉を述べ、一食の精神や運動の内容について説明しながら300万円の目録を手渡しました。また2日、寺泊教会の駒野賀子教会長は、出雲崎町役場で小林則幸町長に100万円を手渡しました。小林市長は、「会員の皆さまが抱く平和への志をしっかりと受け止め、町民に納得して頂けるような支援を行いたい」と述べました。

(2007.08.10記載)