2007年08月25日
庭野会長が柏崎教会を訪れ被災者をねぎらう
長岡教会での新潟教区教会役員指導会、上越教会ご巡教のため新潟県入りしていた庭野会長は8月25日午後、佳重夫人と共に新潟県中越沖地震で最も大きな被害を受けた柏崎市を訪問、同市を包括する柏崎教会に立ち寄り、約200人の会員にねぎらいの言葉をかけました。渡邊恭位布教本部長、本村和則新潟教区長が同行しました。
教会役員指導会の終了後、庭野会長は、柏崎市に移動し、本村教区長の案内で、柏崎市内の被災状況を視察。午後2時過ぎ、同教会に到着しました。庭野会長の来訪を拍手で迎える会員の中には、涙ぐみながら合掌する姿が数多く見られました。
本村教区長のあいさつに次いで、仮設住宅での生活を余儀なくされている会員など6人が、それぞれの体験を発表。困難な状況の中でも信仰を支えに、サンガの励ましを受けながら懸命に生きている現況を話しました。これに対し、渡邊布教本部長、佳重夫人が言葉をかけました。
このあと庭野会長は、「皆さまのお話を伺い、改めて地震の怖さを分からせて頂きました。しかし、今日こうして大勢の方が元気でおられる姿に接し、また困難な中でも有り難いことがたくさんあったというご報告も頂き、何かほっとしたと同時に、現実は大変であろうなという気持ちでおります。人間は困難な中でこそ、智慧を出し合い、助け合っていくことが大事であることを、皆さまのお話の中から教えて頂きました」と語りかけました。
最後にお礼の言葉に立った二平貴代柏崎教会長は、「当たり前のことが当たり前ではない。この一番大事なことを、地震を通して改めて教えて頂くことができました。これからも皆さまと共に、条件に負けず、元気よく精進することをお誓いします」と述べました。
(2007.08.31記載)
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