平成19年次「お会式・一乗祭」が10月7日、本部周辺で開催されました。「一乗万灯行進」には、全国74教会から約7000人が参加。付近の会場では、全国の教会やNGO(非政府機関)による「一乗物産展」や子供向けのイベントも実施され、沿道の見物を含めて延べ約2万人が訪れました。
「お会式・一乗祭」は、日蓮聖人の遺徳を偲ぶと共に「法華経によって人を救い、世を立て直す」との一念を貫いた庭野日敬開祖を追慕讃歎し、菩薩行実践の誓願を新たにすることを目的としています。
爽やかな好天に恵まれた当日、大聖堂では午前9時から「万灯行進祈願供養」が行われました。読経供養に続き、実行委員長を務める伊藤雅由参拝部長があいさつに立ち、「本日は皆さまと、おおらかに、夢を持って、堂々と万灯行進をさせて頂きましょう」と激励しました。
「一乗万灯行進」に先立ち、本会発祥の地・修養道場前では発進式が行われ、参加者代表2人が発進宣言。「皆さまの心の中にあたたかい灯をともせるよう万灯行進を行います」と誓いの言葉を読み上げ、午後1時半に隊列がスタートしました。
今年は、東京教区23教会の隊列に「グループ参加」という形で27教会が加わったほか、教区枠の隊列などを合わせた全44隊が、中野本郷通りを賑やかに練り歩きました。足立教会は、笛、鉦の鳴り物の隊列に合わせて和服姿の青年女子部員が扇の舞を披露。IBC(本会国際仏教教会)の隊列には、在日ベトナム人約60人が民族衣装で行進に加わりました。
教区枠の参加教会では、苫小牧教会が『ありが隊』『ありが帝国の住人』と書かれたユニークな横断幕を掲げ、報恩感謝をアピール。鳥取教会は学生、少年部員が「鳥取しゃんしゃん傘踊り」を、高岡教会は青年男子部員が伝統芸能"百足獅子"を披露し、沿道の喝采を浴びました。
閉会式・追い込みであいさつに立った庭野会長は、「皆さんはお会式・一乗祭で『感謝』の気持ちを表されましたが、感謝できるということは、救われたということだと思います。私たちは自らの救われに満足することなく、多くの方々へご法をお伝えしていくという、今日は誓いの日でもあります」と語りました。
また、この日、大聖堂前広場では全国各地の特産品を即売する「一乗物産展」が行われ、教会やNGOなど15団体が出展。WCRP(世界宗教者平和会議)日本委員会婦人部会によるチャリティーバザーも催されました。大聖堂東駐車場では、子供たちを対象に「キッズランド」が設けられ、レンジャーショーやバルーン・アートを楽しむ親子で賑わいました
(2007.10.12記載)
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