WCRP(世界宗教者平和会議)日本委員会=庭野日鑛理事長=の「第100回理事会・第96回評議員会」が3月17日午前11時から奈良県奈良市の奈良県新公会堂で開催され、49人の理事、評議員(委任状提出者を含む)が参加しました。本会からは、庭野会長をはじめ、川端健之外務部長、泉田佳子元責任役員らが出席しました。
理事会・評議員会では、冒頭、庭野理事長があいさつ。審議事項に入り、本年10月17日から20日までフィリピン・マニラ市で開催される「第7回ACRP(アジア宗教者平和会議)大会」の開催趣旨、テーマ、プログラム、主な講演者などの概要が報告されました。その上で、日本代表団の人数と構成、大会各種委員会役員、大会運営役員のあり方などを検討。庭野理事長を中心に事務局で具体化することが承認されました。
また平成22年、WCRP日本委員会が創設40周年を迎えることから、記念事業の企画委員会設立を審議。安田暎胤常務理事(薬師寺管主)を委員長とした9人の委員構成が決まりました。同委員会は、平成22年、平城遷都1300年を迎える奈良県の記念事業協会と連携することも確認されました。
報告事項では、「北海道洞爺湖G8サミット」に先立ち、7月1日から4日まで札幌で開催される「平和のために提言する世界宗教者会議~G8北海道洞爺湖サミットに向けて~」(WCRP日本委員会主催)の概要が実行委員会から説明されました。さらに平和研究所、広報委員会、非武装・和解委員会、人権委員会、青年部会、婦人部会各委員会、活動部会から活動報告がなされました。
理事会・評議員会の閉会後には、「第34回平和のための宗教者研究集会」を同公会堂レセプションホールで開催。『平和の文化を目指して~対話する宗教:宗教による智慧を訪ねて~』をテーマに基調講演、パネルディスカッションが行われました。
(2008.03.21記載)
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