2008年05月30日
全日本吹奏楽連盟から立正佼成会に感謝状
(写真提供全日本吹奏楽連盟)
5月30日、東京都内のホテルで開催された「社団法人全日本吹奏楽連盟創立70周年記念式典」の席上、同連盟から本会に感謝状が贈呈されました。「全日本吹奏楽コンクール」(主催・全日本吹奏楽連盟、朝日新聞社)の会場として普門館を提供してきたこと、東京佼成ウインドオーケストラ(TKWO)による同コンクール課題曲の演奏収録など本会の協力に対し贈られたものです。当日は、平松久司・同連盟理事長から河野公利・佼成文化協会長に表彰状が手渡されました。
普門館は大聖堂が改修されていた2005年を除き、同コンクール「中学の部」「高校の部」の全国大会会場として、約30年にわたり使用されています。同連盟に加盟する全国1万839校の中高生が普門館での全国大会を目指し、各地の予選を戦うことから、普門館は"吹奏楽の甲子園"とも呼ばれ、多くの中高生吹奏楽部員にとってあこがれのホールとなっています。
また、同コンクールの課題曲を選出するための審査会と参考演奏音源の製作に、TKWOが協力しています。課題曲の情報が発表前に流出することを防ぐため、選考対象となる約10曲の譜面は審査会の2日前の練習で初めて団員に公開されます。限られた時間の中で、楽曲はTKWOによって演奏され、団員は演奏者の観点から選考に加わり、翌年の課題曲4曲が選定されます。さらに、TKWOは各地でコンサートや訪問演奏の合間を縫って、課題曲の参考演奏音源を録音しています。
(2008.06.13記載)
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