4月1日から全国で実施されていた「アフリカへ毛布をおくる運動」(主催・同運動推進委員会)が5月31日に終了しました。同運動に参画する立正佼成会では、会員たちが「青年の日」を中心に活発な取り組みを展開しました。
期間がスタートした当初、各教会では自治体の広報紙や地域のミニコミ誌、ケーブルテレビなどを通して市民に運動をPR。会員たちは戸別訪問や街頭でのチラシ配布などを通して、直接一人ひとりに協力を呼びかけました。
延岡教会高千穂支部では同運動推進委員会の参画団体として地域の自治体に協力を要望。高千穂、日之影、五ヶ瀬の3町では各家庭に設置された防災無線で市民に運動の趣旨が伝えられました。5月19日、29日には地域の老人福祉館を会場に収集活動が実施されました。
期間終盤の5月25日には、三郷教会が東武伊勢崎線草加駅など3会場で収集活動を行いました。毛布の提供者には今後、教会から礼状を送る予定です。一方、毛布をアフリカへ輸送する資金に協力する取り組みも各地で行われました。豊田教会では収集活動と併せてバザーを実施。長野中央教会では輸送費支援を目的とした募金活動に取り組みました。八代教会では年間を通して会員がアルミ缶を収集、換金して輸送費に充てたほか、「青年の日」には市民にもアルミ缶の提供を呼びかけました。
現在、多くの教会では収集した毛布の梱包と発送作業が進められています。
5月25日、小松教会では毛布の発送セレモニーを開催。読経供養のあと、青年、壮年部員の手で720枚の毛布が梱包され、トラックに積み込まれました。併せて、輸送費のためのリサイクルバザーを実施しました。同日、杉並教会でも発送セレモニーが行われました。このほか、5月末日まで収集を受け付け、6月初旬に毛布の発送を予定している教会も少なくありません。
全国の会員、市民から提供された毛布は横浜市鶴見区の大黒国際貨物センターにある日本通運株式会社の倉庫に集められたあと、アフリカ各国に輸送されます。
(2008.06.01記載)
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