耳が不自由な会員を対象とした「第6回アイラブ団参」=主催・アイラブ団参実行委員会、主管・教務部(福祉開発グループ)=が6月14、15の両日、大聖堂と第二団参会館を会場に開催されました。会員、未会員43人をはじめ、付き添いや手話通訳のボランティアら全国から93人が集いました。参加者は、15日の「釈迦牟尼仏ご命日(布薩(ふさつ)の日)」式典に手話通訳付きで臨んだほか、法座や交流会を通して親睦(しんぼく)を深めました。14日に行われた「アイラブ団参の集い」では庭野光祥次代会長があいさつを述べました。
今回のテーマは、『みんなちがって、みんないい 共に手を取り、幸せになろう!』。14日、法輪閣第5会議室で行われた「アイラブ団参の集い」では、冒頭、庭野光祥次代会長があいさつに立ちました。光祥次代会長は、参加者との出会いを喜び、「皆さまが世の中の光となって、多くの人たちの仏性を輝かせるようなご縁になって頂ければと思います」と話しました。
続いて、参加者代表が手話を用いて体験を発表しました。このあと参加者は、第二団参会館に移動し、前泊プログラムや法座に臨みました。
翌15日には、大聖堂の「釈迦牟尼仏ご命日(布薩の日)」式典に参列し、手話通訳とプロジェクターを通じて体験説法や庭野会長の法話から学びました。
今回初めて参加した会員の一人は、「耳が不自由なために、人と比較してしまったこともありましたが、会長先生がご法話の中で、すべてのいのちはみんな平等と教えてくださり、とても感動しました。ありがたい気持ちでいっぱいです」と語りました。
このあと、3組に分かれて行われた大法座では、日々の思いやプログラムを通しての学びなどを分かち合いました。
午後からは、第二団参会館食堂で「交流会」を実施し、目と耳が不自由な会員が尺八演奏を披露。美しい音色に合わせ、全員で手話を用い『夕やけこやけ』を合唱しました。感想発表では、5人が同団参での学びや交流の喜びを語り、来年の再会を誓いました。
(2008.06.20記載)
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