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2008年06月18日 「岩手・宮城内陸地震」被災地に本会一食平和基金を贈呈

立正佼成会一食(いちじき)平和基金運営委員会(委員長=川端健之外務部長)は、6月14日に発生した「岩手・宮城内陸地震」で大きな被害を受けた岩手・奥州市、宮城・栗原市に、計200万円の支援を決定しました。これを受け6月18日、渡邊佳政仙台教会長が栗原市役所に設けられた「災害対策本部」を訪問。菅原茂樹総務課長補佐に目録(100万円)を届けました。翌19日には、綾部高士花巻教会長が奥州市役所を訪れ、岩井憲男副市長に「一食を捧(ささ)げる運動」の意義などを説明したのち、見舞金100万円を贈呈。岩井副市長は、「尊い浄財を大切に使わせて頂きます」と謝意を表しました。

震度6強を記録した今回の地震では、岩手、宮城の両県で停電や道路の決壊など市民生活に被害が及びまし。被災地を包括する仙台、花巻の両教会では地震発生後、支部長らが中心となって会員の安否と被害状況を確認。これまでに、会員宅での家具の転倒や地割れによる農作物への被害などが報告されています。
両教会では、被災した会員への支援活動を実施。花巻教会奥州支部では、断水した会員宅に飲料水を配布しました。仙台教会古川支部でも、支部長らが会員宅を訪問し、散乱した家財の清掃作業などを行いました。
現在も余震は続くものの、会員は落ち着きを取り戻して平静な暮らしを送り始めています。なお、本会奥羽、東北両ブロックの他の教会からは大きな被害は報告されていません。

(2008.07.04記載)