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2008年06月21日 「一食研修ツアー・ベトナムコース」事前学習会を開催

「一食研修ツアー・ベトナムコース」(団長・梶田貢司三鷹教会長)=主管・外務部、青年本部=の事前学習会が6月21、22の両日、事務庁舎で行われ、10人が参加しました。

同ツアーは「一食平和基金」や「一食ユニセフ募金」の支援先を訪問し、現地の人々と交流する中で世界の現状を知り、それら諸問題の解決に向けて貢献できる人材育成を目的に実施されるものです。8月2日から8日間の日程で実施されるベトナムコースでは、北部山岳地帯であるホアビン省タンラック郡でJVC(日本国際ボランティアセンター)と本会が合同で進める「住民参加型農村開発プロジェクト」を視察するほか、民泊や植林も体験する予定です。
学習会1日目は、中山惠市外務部次長のあいさつに続き、『立正佼成会の平和活動~一食に込められた思い』と題して根本昌廣土浦教会長が研修を行いました。
根本教会長は、小湊、若狭両教会でのベトナム難民の受け入れ、「アフリカへ毛布をおくる運動」など本会の平和活動の経緯を自身の体験を交えて語り、「本会の平和活動は、貧しい人を援助するという考え方ではなく、世界の人々は自分の家族だという思いで推進されてきた。これは一乗の精神そのもの」と強調しました。
2日目は、JVCの下田寛典氏が今回一行が視察する等高線農業やアヒル水稲同時作について説明。スライドを通して村づくりの様子を学びました。参加者の一人は2日間の研修を終えて、「衣食住に恵まれた生活は当たり前ではないと知りました。現地でたくさんのことを体験して、平和の尊さを伝えられるようになりたい」と決意を語りました。

(2008.07.04記載)