庭野会長はスペイン・マドリードでの「国際諸宗教対話会議」出席後、7月19日にイタリア入りし、翌20日、ローマ市郊外のロッカディパパにあるフォコラーレ運動(カトリックの在家運動体)本部を訪れ、このほど同運動の新会長に選出されたマリア・ボーチェ師に面会しました。佳重夫人、国富敬二時務部長が同行、フォコラーレ運動共同会長のジャンカルロ・ファレッティ師が同席しました。
懇談の席で、庭野会長は「新会長ご就任おめでとうございます。また、新会長を選出された皆さまに敬意を表します」とボーチェ会長と同運動のメンバーたちに祝意を伝えました。さらに、フォコラーレ運動創始者の故キアラ・ルービック師と庭野日敬開祖の親交、二人の共通の精神に触れながら、フォコラーレ運動と本会の友好、交流を一層推進していく意向を語りました。これを受け、ボーチェ会長は「キアラと開祖さまの精神は、忘れることのできない、永遠のものです」と述べ、庭野会長の訪問を歓迎し、謝意を表しました。同運動の創立期からのメンバーがキアラ師や庭野開祖の思い出を語るなど、和やかな雰囲気の中で懇談は進みました。
このあと、庭野会長は、同本部のホールで、総会出席のため世界各国から参集していたフォコラーレ運動のメンバーを前にスピーチしました。庭野会長は「キアラさまの愛と一致の精神、私たちの開祖の慈悲と一乗の精神、これがジョイントしたら、世界に大きな力になっていくのではないかと思います」と、改めて同運動と本会の協力の大切さを強調しました。
この席で、ボーチェ会長は、「会長の責任は大変重いものですが、キアラは私たちに、お互いに助け合うこと、自分を与え合うことという大切な精神を教えてくれました。みんなが私を支えてくれます。私の心は平和であり、喜びにあふれています。キアラが私たちに残してくれたものを、みんなで一緒に進めていきたいと思います」と会長就任の心境、抱負などを語りました。
(2008.07.25記載)
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