2008年07月28日
新宗連青年会が「8・14式典平和学習会」。立正佼成会会員を講師に 沖縄戦学び合う
新宗連青年会(新日本宗教青年会連盟)による「第43回戦争犠牲者慰霊並びに平和祈願式典(8・14式典)平和学習会」が7月28日、東京・渋谷区のパーフェクト リバティー教団東京中央教会で実施され、加盟教団から53人が参加しました。
学習会では保積志弘新宗連青年会委員長、正井啓介新宗連(新日本宗教団体連合会)首都圏総支部会長があいさつ。本会沖縄教会の会員が『沖縄の語り部に「戦争」を聞く』をテーマに講演した。会員は米軍の艦砲射撃や焼夷(しょうい)弾による空襲の中を、那覇市から沖縄本島北部に家族で避難した体験を語るなど、沖縄戦の惨状をつぶさに説明。「二度と戦争を起こしてはいけない」という犠牲者の願いを受け止め、平和のために今あるいのちを使っていくことが大事だと力説しました。さらに、戦争の悲惨さを伝えていく大切さを強調し、各人が「平和とは何か、平和のためにどうすればいいか、いま一度確認して頂きたい」と訴えました。
参加者の一人は「沖縄の地上戦を体験した人の話を初めて聞き、人ごとと考えていてはならないと思いました。今日聞いたことを自分の中だけにとどめておくのではなく、これから多くの人に伝えていきたい」と話しました。
(2008.08.08記載)
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