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2008年12月01日 フォコラーレ運動「ソフィア大学院」開校式に庭野学林学監心得が出席

先頃、フォコラーレ運動(カトリックの在家運動体、本部・イタリア)の「ソフィア大学院」がフィレンツェ近郊のロピアーノに設立された。12月1日に行われた開校式には、立正佼成会から庭野統弘学林学監心得が出席しました。 

同大学院は、故キアラ・ルービック会長の指導と研究者や各分野の専門家で構成される学術グループ「アバ学校」を基盤に、同運動の共同村・ロピアーノの敷地内に設立され、10月13日に開講しました。一致の文化を志向した霊性の形成と学際的研究のためのプログラムを提供します。2年間の修士コースでは、神学、哲学、論理学、社会科学を学んだ後、哲学・心理学、政治学・経済学の2コースに分かれて研さんします。定員は50人。また、通信教育による博士号コースもあります。共同村での生活実践、体験の分かち合いなども重視され、新たなアプローチとしてバチカンからも注目されています。
アウディオ(視聴覚)ホールで行われた開校式では、フィレンツェのジュゼッペ・ベトーリ大司教、同運動のマリア・ボーチェ会長のあいさつに続き、ピエロ・コーダ学長が講演しました。このあと、市民を交えた交流会では、庭野学監が庭野会長のメッセージを紹介。この中で庭野会長は、開校に祝意を表すとともに、一致の文化の推進、「平和の使徒」の輩出に期待を寄せました。

(2008.12.19記載)