2009年01月20日
全国各地で寒修行
平成21年次の「寒中読誦(どくじゅ)修行」(寒修行)が、1月20日から2月3日までの15日間、大聖堂をはじめ全国の教会や地域道場などで行われています。
昨年に引き続き、今年も「青少年育成の充実」が教団目標に示されたことを受け、多くの教会で「青少年育成」に主眼を置いた寒修行が行われました。
高岡教会では1月25日から2月1日までの8日間、午後7時から道場の研修室で少年部による寒中読誦修行が実施されています。寒さに負けない体力づくりや精神力を鍛えること、寒修行の功徳に触れることを目的とし、今年で3年目を迎えました。参加者の一人は「大きな声でご供養をすると気持ちがすっきりします」と感想を語りました。福島教会では期間中、学生部員ら21人が法華三部経各品の解説を担当。各品に込められた願いや意義を参加者に説明するとともに、自らの気づきや学びを発表しています。
このほか品川教会では導師などその日のお役者が一年の誓願や目標を発表。勝山教会では司会者が各品の領解(りょうげ)を行い、教えを日常生活に生かす大切さを確認しています。
毎年、寒修行の時期は深い雪に見舞われることから、教会道場のほか地域道場や連絡所、会員宅で実施するのは秋田教会です。寒修行のスタートとなった25日、包括地域内で最も降雪量の多い鳥海支部連絡所の周辺では約2㍍が積もりました。
また、参加者に、温かい食べ物や飲み物を提供している教会もあります。越谷教会では、早朝5時から行われる青年部の寒修行への参加者に、道場当番のお役者から手作りの朝食が、また、浜田教会では参拝者に日替わりでショウガ湯やくず湯などが振る舞われています。
(2009.1.30記載)
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