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2009年03月09日 沼田教務局長が一食平和基金運営委委員長としてマラウイ大使館を訪問

立正佼成会一食(いちじき)平和基金運営委員会委員長の沼田雄司教務局長は3月9日、東京・港区のマラウイ大使館を訪れ、ケン・リペンガ経済計画開発大臣と懇談しました。同事務局長の保科和市・教務局社会貢献グループ次長が同席しました。

リペンガ大臣は、東京で開催された国際シンポジウム「食料安全保障を考える:グローバル・パートナーシップの構築に向けて」(主催・外務省)に出席のため来日。「アフリカへ毛布をおくる運動」などを通じて同国とつながりのある本会に対して会合を希望し、沼田局長が同大使館を訪問しました。
懇談の中でリペンガ大臣は、これまで毛布を受け取った人々の喜びの声を報告し、同運動を通しての貢献に謝意を表明。さらに、貧困や紛争など世界の諸問題解決に向け、各国政府と宗教者やNGO(非政府機関)が協力して取り組む重要性を強調し、「立正佼成会とのパートナーシップを一層強力なものにしていきたい」と伝えました。
これを受け沼田局長は、「立正佼成会では、『まず人さま』という精神を大切にしています」と述べ、仏教観に基づく本会の平和理念や姿勢を説明。同運動などを通して世界中の人々に思いをはせることで、人間が生まれながらに持つ慈悲心が引き出されるとし、「支援をさせて頂けることに感謝しています」と語りました。

(2009.3.20記載)