News Archive

2009年04月07日 庭野会長 森政弘・東工大名誉教授と懇談

「ロボット博士」として知られる森政弘東京工業大学名誉教授(本会中央学術研究所講師)が4月7日午前、立正佼成会を訪れ、法輪閣で庭野会長と懇談しました。篠崎友伸学林学長、北原秀樹佼成文書館館長、藤田浩一郎中央学術研究所次長が同席しました。

森氏は、日本におけるロボット工学の第一人者で、「ロボットコンテスト」の提唱者。一方で、仏教や禅などにも造詣が深く、これまでに『森政弘の仏教入門』(佼成出版社)、『今を生きていく力「六波羅蜜」』(教育評論社)など仏教に関する著書があります。昭和58年には機関誌「佼成」の企画で庭野日敬開祖と対談しました。
懇談では、森氏が出版した書籍や学林での講義などが話題に上がりました。その中で、森氏はロボットコンテストに触れ、ロボット製作の過程で、子供や若者のものを尊ぶ心が養われ、仲間の意見に耳を傾けることで相手の思いに寄り添うようになると説明。「ロボットコンテストは仏性開顕につながる一種の修行だと思います」と述べました。
なお、席上、森氏から本会に、京都・京都市の貝葉書院で発行された木版・手摺『法華経大形全八巻帙入』が寄贈されました。

(2009.4.17記載)