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2009年04月24日 「青年の日2009」迫る

『大志~社会変革の風をおこそう』をメーンテーマに、社会や世界の平和のために具体的な菩薩行を実践し、その活動を通して青少年育成を図る「青年の日2009」が5月17日に実施されます。1970年に「青年の日」が始まってから今年は40回目。現在、各教会では青年部員がメーンテーマや、「日本の常寂光土(じょうじゃつこうど)」「世界の通一仏土(つういちぶつど)」の2大ビジョンを踏まえ、そこに込められた意味合いや願いを確認し、準備を進めています。  

「青年の日2009」の実施にあたっては、2007年に提示された青年部の中期計画・長期構想の『大志プロジェクト』を踏まえ、2大ビジョン「日本の常寂光土」「世界の通一仏土」が青年本部から打ち出されました。また今回は、昨年、教団創立70周年に取り組む「7つの柱」の一つとして実施された「青少年 本部参拝」に参加した全青年部員が主体的に参画し、友人、知人などに呼びかけ、一緒に「世界平和のための行動」に取り組む大切さが示されました。
これを受けて、各教会の青年部では「青年の日」の意義を確認するとともに、当日の実施内容を検討し、企画。同時に部員への手どりが行われているほか、事前学習会を予定するなど準備が進められています。
今年も各教会では「一食(いちじき)ユニセフ募金」、地域貢献を目的とした清掃奉仕、「アフリカへ毛布をおくる運動」をはじめ、さまざまな活動が展開されます。
所沢教会は、事前に環境問題やリサイクルによる資源の有効利用についての学習会を実施し、当日、地域の清掃奉仕に取り組む。旭川、土浦、甲府、東村山、掛川、徳島、諫早教会なども当日、駅前や公園といった人々の利用の多い場所の清掃を予定しています。
街頭での「一食ユニセフ募金」、チャリティーバザーを通じてユニセフ支援に取り組む教会も多くあります。こうして集められた今年度分の浄財は、アジア4カ国(ネパール、カンボジア、フィリピン、東ティモール)の教育事業(3カ年計画)、さらにユニセフとWCRP(世界宗教者平和会議)の連帯事業「紛争後の子どもの保護」に拠出されることが決まっています。
会津教会は当日に、JR会津若松駅前など4カ所で「一食ユニセフ募金」を実施します。さらにゴールデンウイーク中には、チャリティーバザー、「アフリカへ毛布をおくる運動」のPRと毛布収集に取り組みます。そのための事前学習も予定されています。さらに松戸、小金井、鈴鹿、佐世保など多くの教会が「青年の日」の活動として「一食ユニセフ募金」を行います。
「アフリカへ毛布をおくる運動」への取り組みでは、調布教会が、各部に分かれて、事前勉強会を開催。その後、当日まで、チラシ1000部を配布し、運動への協力を呼びかけます。同時に、「一人が一人の手をとる」を目標に、当日の参加者を募る活動も展開中です。
このほか、諏訪教会では事前活動として、青年部員への手どりを通して、『地域がどうすればより良くなるのか』に関するアンケート調査を実施。「青年の日」当日には、調査結果をもとに討論会を実施します。

(2009.4.24記載)