新宗連(新日本宗教団体連合会=理事長・岡野聖法解脱会法主)の「第25期第3回理事会」が6月9日午後、兵庫県姫路市の大慧會教団姫路法明館で開催され、理事(委任状提出者を含む)、監事、総支部役員ら60人が参加しました。立正佼成会から渡邊恭位理事長(常任理事)、庭野光祥次代会長(理事)が出席しました。
理事会では冒頭、会場を提供した大慧會教団の石倉寿一次代会長が歓迎のあいさつ。次いで岡野理事長が開会あいさつに立ち、最近の政界の状況に触れながら、「新宗連はどこまでも創立の精神を忘れることなく、教義の違いを乗り越えて、人間として、日本人として、今の21世紀に生きるわれわれとして、お互いに手をとり合って日本のため、世界のためにできることを精いっぱいさせて頂きたい」と述べました。
審議では、「第25期評議員の異動」「平成20年度事業報告」「平成20年度決算」がそれぞれ承認されました。また、「新宗教新聞」の人事について報告がなされ、現編集長・廣橋隆氏の定年退職に伴い、7月23日付で生田茂夫・新宗連事務局次長の同職への就任が発表されました。
このあと、企画委員会、宗教法人研究会、同和推進連絡協議会、青年会の各委員会、機関が報告。席上、日宗連(日本宗教連盟)と新宗連が進める臓器移植法改正問題への対応の詳細が説明されました。本年度の全国総会が、中国総支部の受け入れにより10月22、23の両日、広島市で開催されることも確認されました。
また、結成50周年の記念事業の一つである「日本宗教ネットワーク」の平成21年度前期の活動助成先を、「ホームレス問題打開のための宗教協力活動」事業を展開する「soul in 釜ヶ崎--野宿者問題を考える宗教者連絡会」(代表=渡辺順一・金光教羽曳野教会長)に決定したことが発表されました。
(2009.6.19記載)
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