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2009年06月22日 新宗連青年会が「第2回沖縄慰霊平和使節団」

新宗連青年会(新日本宗教青年会連盟)の「第2回沖縄慰霊平和使節団」(団長・保積志弘同青年会委員長=大和教団嗣親(つぎおや))が6月22日から25日まで現地に派遣され、立正佼成会を含む加盟6教団から14人が参加しました。

同使節団は、平和の大切さやいのちの尊さを学び、世界平和・絶対非戦に向けた誓いを新たにするものです。昨年第1回が実施されました。
一行は、沖縄戦で旧日本軍の組織的な戦闘が終わった「慰霊の日」にあたる23日、糸満市摩文仁の平和祈念公園を訪問。平和祈念資料館、沖縄戦戦死者の名前を刻んだ平和の礎(いしじ)を見学したあと、沖縄県主催による「沖縄全戦没者追悼式」に参列しました。また、沖縄県立第二高等女学校白梅同窓会主催の「白梅之塔慰霊祭」にも参列し、焼香しました。
24日には、同公園内の国立沖縄戦没者墓苑、沖縄平和祈念堂でそれぞれ慰霊祭を実施。各教団の礼拝形式で祈りを捧(ささ)げ、水、香、花を献じました。さらに、糸数壕(ごう)(アブチラガマ)で、語り部から当時の話を聞きました。この中で語り部は、白梅看護隊として勤務していた姉が敵の火炎放射を受け、その後亡くなった様子などを語り、戦争の悲惨さやいのちの尊さを伝えた。
一行はさらに25日、金光教那覇教会を参拝、林雅信教会長の講話に耳を傾けました。林教会長は、同教会が36年間続ける遺骨収集奉仕などについて説明しました。(写真提供・新宗連青年会)

(2009.7.3記載)