「明るい社会づくり運動全国集会2009inにいがた~提唱40周年 更なる飛翔のトキ~」が7月25日、新潟市内のホテルで開催され、理事や運営会員、全国の同運動地区協議会のメンバー約850人が参加しました。協力団体である立正佼成会からは庭野日鑛会長、同法人常務理事の川端健之総務局長が出席。庭野会長が祝辞を述べました。
同運動は1969年、人の善意を呼び起こし、結集させ、調和の保たれた平和な社会を実現することを目的に庭野日敬開祖によって提唱されました。以後、自治体単位などで同運動の協議会が立ち上がり、多くの市民が参画。80年には全国協議会が発足しました。これまで同運動の会長職には前田義徳元NHK会長、井深大元ソニー名誉会長、福田赳夫元首相が就任、95年からは石原慎太郎東京都知事が務めています。01年には内閣府による「特定非営利活動法人(NPO法人)」の認証を受け、地域の識者や諸団体と連携しながら「感謝・協調・奉仕」の精神を基盤に青少年育成や環境保全活動をはじめさまざまな取り組みを展開しています。
全国集会では泉田裕彦新潟県知事、篠田昭新潟市長に続き、庭野会長が祝辞を述べました。庭野会長は「『明るい社会』を一言で表現いたしますと、『われひと共に 朗らかに』ということだと思います」と語り、自他が一体となり、幸せや喜びを感じながら朗らかに生きることのできる社会が求められていると強調。その上で、「『人間』は『人の間』と書きますから、その中でこそ喜びや幸せを感じるものです。自分だけの目的を達成するために力を注ぐのではなく、やはりお互いさま、人に喜んで頂ける生き方を日々追求したいものです」と述べ、同運動の更なる推進に期待を寄せました。
続いて加盟団体の「明るい社会づくり運動松戸協議会」と「明るい社会づくり運動阿賀野市フォーラム」がそれぞれの取り組みを紹介。「NPO法人明るい社会づくり運動」が5月に東京・中野区で開催した「女性の集い」の報告もなされました。
このあと、同法人顧問の村上和雄筑波大学名誉教授が『喜びや感動が可能性を引き出す』をテーマに記念講演を行いました。
(2009.7.31記載)
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