News Archive

2009年07月29日 立正佼成会一食平和基金から「中国・九州北部豪雨」被災地に緊急支援

本会一食(いちじき)平和基金運営委員会(委員長=沼田雄司教務局長)は7月28日、同月下旬の「中国・九州北部豪雨」で被害を受けた山口県防府市、福岡県、同県飯塚市に対し、計200万円の緊急支援を決定しました。現地を包括するブロック長、教会長らが各自治体を訪れ、見舞金(目録)を手渡しました。

土石流により多数の死者が出るなど大きな被害を受けた防府市には、100万円を支援。同29日、古谷佳子山口ブロック長らが防府市役所を訪れ、松浦正人市長に目録を届けました。
8月3日には、橋本惠市九州教区長、田中基予筑豊教会長らが飯塚市役所を訪問。齊藤守史市長に「一食を捧(ささ)げる運動」の意義などを説明した上で、見舞金30万円を寄贈しました。齊藤市長は、「皆さまからの貴重な浄財を、被災した方々のために大切に使わせて頂きます」と謝意を表しました。
また5日には、三島希巳江福岡教会長らが福岡県庁で麻生渡知事と面会し、70万円を手渡しました。
消防庁の報告によると、7月31日現在、中国、九州北部の豪雨による死者は29人、負傷者は25人に上ります。82軒の家屋が全半壊し、9535軒が床上・床下浸水の被害を受けた。被害の大きかった山口、福岡の両県では、約1400カ所でがけ崩れが発生。現在、約300人が避難所で生活を送っています。
山口ブロック、北九州ブロックの各教会では、支部長らが中心となって会員の安否と被害状況を確認。これまでに、会員宅での床上・床下浸水や冠水による農作物への被害などが報告されています。

(2009.8.7記載)