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2009年10月10日 新潟・十日町市で「第33回生誕地まつり」開催

「第33回生誕地まつり」(主催・第33回生誕地まつり実行委員会)が10月10、11の両日、庭野日敬開祖の生誕地である新潟・十日町市で開催され、同市民や立正佼成会会員ら約2万人が集いました。庭野日鑛会長はじめ教団役職者らが出席し、行進参加者に声援を送りました。なお今年は初の試みとして、「市中行進」の模様が、十日町市観光協会のホームページでライブ中継されました。  

「生誕地まつり」は同市観光協会、商工会議所、「庭野日敬師に学ぶ会」、本会十日町教会をはじめとする地元の団体や企業が実行委員会を構成し、実施されています。「十日町市が生んだ偉大なる平和指導者・庭野日敬師を讃(たた)える人々が生誕の地に相集い、文化的交流を深めるとともに、十日町市の振興・発展に寄与すること」が目的です。
10日午後には、十日町地場産業振興センター(クロス10(テン))大ホールで「ふるさと交流会」が行われ、同夜には同市菅沼の大池で「大池灯籠(とうろう)流し」(美佐島地区振興会主管)が実施されました。大池には市民や会員3100人が参集。平和を祈願する大灯籠や参加者から寄せられた灯籠が浮かべられると全員で平和祈願の黙祷(もくとう)を行いました。
翌11日は、同市博物館前遺跡広場内の庭野開祖の胸像前で開会式が行われたあと、市内本町1丁目から同6丁目の通りを会場に「市中行進」がスタートしました。
地元の十日町市民吹奏楽団や同市舞踊協会、大太鼓「雪花会」に加え、本会から64教会が行進に参加。各教会は郷土の民謡などに合わせ、伝統的な踊りや創作ダンスのほか地域の特色や名産を模した山車などを披露し、沿道の観衆を喜ばせました。
また今年は発足記念式典の実施を迎えた教会が多く参加。行進の中で教会スローガンなどを披露し、庭野開祖の生誕地、また十日町市民の前でさらなる精進を誓願しました。十日町市駅通りで行われた閉会式では、「生誕地まつり」実行委員会会長を務める村山義政十日町市観光協会会長のあいさつに続き、小熊博新潟県副知事が泉田裕彦同知事のメッセージを代読しました。このあと、関口芳史十日町市長が登壇。「皆さんの自信に満ちたお顔を拝見し、世界の平和指導者である庭野日敬師のお心が今ここに皆さんと一緒にいらっしゃるんだと思っているところです。十日町はいつでも皆さまを歓迎しております」と述べました。
次いで、「追い込み」が行われたあと、庭野会長があいさつに立ちました。庭野会長は、「十日町の皆さんの厚いおもてなしを頂きました」とまつりの関係者、市民に深く謝意を表明。参加者に対しては「本当に良い笑顔で、一生懸命行進されていました。その姿に私は脱帽しました」とねぎらいの言葉をかけました。
なお、今年は新たなプログラムとして、駅通り商店街振興組合やJR十日町駅、北越急行十日町駅の協力・支援のもと、「駅通りなんでも自慢カーニバル」を開催。市民や本会の会員ら18組が参加し、得意のダンスや踊りを披露するとともに交流を図りました。このほか初の試みとして、見学や応援に来た高齢者や障害者を対象に「市中行進」会場など市内を循環する無料シャトルタクシーが運行されました。

(2009.10.16記載)