2009年11月04日
エラ・ガンジー氏と光祥次代会長が対談
エラ・ガンジー氏と庭野光祥次代会長が11月4日、法輪閣で対談しました。川端健之総務局長がコーディネーターを務めました。「出会いを楽しむ」を趣旨にフリートークで行われた対談では、マスメディアの青少年への影響力、マハトマ・ガンジーから受けた影響、仏性を拝みきることなどがテーマとなりました。
特に、光祥次代会長は、マハトマ・ガンジーがインドの独立運動に際し、非暴力を貫いたことに言及。「祖父である庭野日敬開祖は人間を信じた。ガンジー翁も人間は素晴らしいと感じていたのだと思う」と話しました。
これを受け、ガンジー氏は「ガンジー翁も庭野開祖さまも仏性を拝んでいたと思う。私たちは人間の"よきもの"を引き出すことが大事であり、信仰がその役割を担う」と、仏性礼拝(らいはい)の大切さを強調しました。
また、ガンジー氏は、祖国の南アフリカで政治的な事件によって子息を亡くした体験を述懐。「人を見ていくときに、仏性を見ていく。そのことによって相手がサンゲし、許しが生まれる。犯罪を犯したことは変わらなくても、人間として受け入れるなかで許しが生まれる」と語りました。
対談では最後に、平和に向けたWCRPの活動について話され、ガンジー氏は「世界は今、資源や気候など100年後も分からない、分岐点に立っている。次世代の子供たちのために、地球を守らなければならない」と述べました。光祥次代会長は「(WCRPを通して)世界の方たちのために働けることは私たちの誇りであり喜びです。今後も、また次の世代もできるように努力したい」と話しました。
(2009.11.13記載)
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