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2009年11月25日 中東和解プロジェクト事前学習会開く

青年本部主管の「中東和解プロジェクト事前学習会」が11月25、26の両日、行学園で行われ、学林本科生12人が参加しました。

同学習会は、12月3日から8日までエルサレムで実施されるユダヤ人とアラブ人(以下パレスチナ人)青年の対話を図る「中東和解プロジェクト」(イスラエル諸宗教対話評議会=ICCI)の参加に向け、行われたもの。
25日、イスラエル・パレスチナ問題を詳しく理解するために、本科生12人がイスラエル、パレスチナ、国連の3グループに分かれ、それぞれの歴史観や考え方を主張しました。
午後からは、特定非営利活動法人「大本イスラエル・パレスチナ平和研究所」の矢野裕巳主任研究員が『パレスチナの歴史とパレスチナ問題の基礎』と題して講演しました。対立の背景や歴史、イスラエルにおける入植地の拡大やパレスチナの現状などを説明。その上で「パレスチナとイスラエルの人たちと、一緒になって具体的に行動することが大切です。触れ合いの中で相手のことを考える、他の人のことを思える。これが日本人の文化であり、これを広めていくことが重要」と語っていました。

(2009.12.4記載)