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2009年11月13日 庭野平和財団の野口専務理事がINEB20周年記念大会に出席

仏教者が社会の諸問題に主体的、積極的にかかわることを目指すINEB(社会派仏教者国際連帯会議)の20周年記念大会が11月13日から15日まで、タイ・チェンマイ市郊外にあるマハ・チャラロンコン仏教大学国際瞑想(めいそう)センターで行われました。アジアをはじめヨーロッパの各国、米国、南アフリカなど13カ国から200人の仏教者が出席。庭野平和財団の野口陽一専務理事が参加しました。

大会では、参加者が、「紛争・和解」「人権」「ジェンダー」「経済格差」など各国の社会問題や課題に対する取り組みと成果を報告。これを受け、全体会議では、問題の原因や社会への影響をさらに掘り下げ、問題解決に向けたアプローチの仕方、さらなる仏教者の社会参画について意見が交わされました。また、『仏教の理念に基づく公正な経済』『仏教の再生』などをテーマに議論が行われました。

討議の結果、各国の仏教者が連携を図り、解決に向けた情報交換や協力を進めていくため、問題別のネットワークづくりの推進を決定。同時に、それぞれの国内でも、グループを強化していくことが確認されました。

(2009.12.4記載)